1.カッコいい・綺麗な身体の定義

多くの方が身体づくりにおいて「カッコいい身体」や「綺麗でスタイルが良い身体」を目指してトレーニングをします。ただその中でほとんどの方が体重や体脂肪率に捉われがちです。しかし、体重や体脂肪は自分自身はわかっていても他の人からは分からず、道を歩いている方が「あの人、体重〇〇kgあるやん！」なんて思うはずもありません。
周りの人達が見てわかるのは、体型、姿勢、歩き方、表情などの見た目となり、ほとんどの方が見た目でまずは評価します。なのでカッコいい身体や綺麗な身体というのは見た目が良いということになるのです。
健康を害するほどの過体重でなければ体重や体脂肪を落とすことばかりにこだわらずに見た目を良くするという意識でトレーニングに取り組みましょう。
姿勢改善、O脚改善、足痩せ、上半身筋力強化など、どこをしっかりと取り組んだら良くなるのか把握する必要もありますね。

2.体重や体脂肪率の変化は参考程度に

以前の記事でもお伝えしましたが、体重や体脂肪率の計り過ぎには要注意です。体重や体脂肪率を測定する体組成計を使用したことがない方はいないと思います。ただ、家庭用の体組成計は±の誤差が生じるメーカーが多く存在します。ですのであくまでも参考程度に考えることをおすすめします。
体重や体脂肪の測定は食べる前、後、時間帯、入浴後などで大きく変わってきます。また家で測るよりジムで測る方が体脂肪率が高く出る、またはその逆なんてことも結構あります。
数字の変化を楽しむこと自体を否定するつもりはありません。ただそれらは増えたり減ったりするもの、思ったように減り続けないものと考えることが大切で一喜一憂してしまうとメンタル的なダメージもあるので注意が必要です。