1.反り腰と原因

反り腰は皆が聞いたことがあるような名称だと思います。反り腰は骨盤が過前傾していたり、腰椎が過伸展していたりという状態になります。
元々の骨格が原因だけでなくヒールをいつも履く、妊娠中、スポーツ競技者の方が反り腰になる傾向がありますが日本人は元々骨盤がやや後傾の方が多いので割合でいうと反り腰の方は多くはありません。日頃からお腹が抜けている状態（お腹の筋肉がちゃんと使えていない）の方は腰の負担が強くなり、腰が反っている感覚が出ますが実際は反り腰でない場合が多いです。
話しは戻り、反り腰になってしまうと腰痛、肩こり（呼吸が浅くなるため）、ぽっこりお腹、リブフレア（肋骨が開く）、前ももが張るなどといった症状が起きやすくなります。加齢に伴い、腰痛すべり症や分離症に繋がる可能性がありますので早めに改善することが望ましいです。

2.マシンピラティスで反り腰改善

反り腰を改善するにあたって呼吸（胸式・腹式呼吸）をちゃんと行えるようにすること、拘縮している筋肉を緩めること、使えていない筋肉を使えるようにしていくことの3つになります。
この3つのステップを飛ばしていきなりウエイトトレーニングやマラソンなどのハードな運動をしてしまうと痛みに繋がったり、すでに痛みがあり方は助長させてしまうので注意が必要です。
ピラティスメソッドは元々兵士のリハビリの為に考えられたトレーニングであり、低強度のエクササイズ、呼吸法など身体の機能を取り戻すことに特化しております。またマシンを利用することで自重ではできない動きをマシンがサポートして行えるので運動未経験で身体を動かすことが不安な方でも安心して取り組むことができます。
マシンピラティスは身体の負担、お客様の精神的な不安も最小限にして反り腰を改善できるメソッドになります。