1.マグバームについて

今年も本格的に寒くなっており、乾燥しやすい時期となりました。乾燥による肌荒れ、痒みなどにお悩みの方は多いと思います。そんな方におすすめの保湿クリームを今回はご紹介します。
マグバームは、100%天然由来の塩化マグネシウムを配合したマグネシウムクリームで、ふくらはぎ、肩、首、背中、足裏など、気になるところに塗ってマッサージするだけで、保湿やリラックス効果をもたらすクリームとなります。マグネシウムは皆さんもご存知の通り、ミネラルの一種であり食事やサプリメントからも摂取することができます。マグネシウムは割と摂取しやすい栄養素ですが体内での役割が多いものになりますので、消費量も激しいです。特にハードな運動をされる方、アルコール、糖質、お菓子などを沢山摂取される方は体内のマグネシウムを多く使われます。マグネシウムは食事からだけでなく皮膚からも吸収しますのでこのようなバームを身体に塗ることもおすすめです。後ほどマグネシウムの効果などお伝えしますが、免疫にも作用することから肌荒れにも効果的です。マグバームは100％天然由来のものになりますのでアトピーの方、小さなお子様にも使用することができますので是非試してください！

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2.マグネシウムの重要性

マグネシウムは成人の体内には約25g存在しており、大部分が骨と筋肉に含まれていますが、それ以外の臓器にも広く分布しており細胞内ではリンに次いで多い陽イオンになります。骨に65％、筋肉に27％、その他組織に7％、細胞外液中に約1％になります。
骨はマグネシウムの貯蔵庫として重要であり、細胞外液中のマグネシウム濃度が低下すると骨からマグネシウムが溶け出して、血漿や細胞外液の濃度を一定に保ちます。
マグネシウムは骨以外の臓器にも広く分布しており、種々の酵素の補酵素として代謝反応に関係しています。特にATPとの結合が強く、ATPの作用を助けることにより多くの機能を発揮します。
マグネシウムは海藻類、野菜類、豆類、魚介類、穀物に多く含まれています。マグネシウムは先ほどにも述べたように割と摂取しやすい栄養素になりますが、現代食はマグネシウムの消費量を多くしてしまうので注意が必要です。マグネシウムが長期にわたって欠乏すると骨粗鬆症、心疾患、糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まる可能性があると言われています。
マグネシウムは食事から摂りすぎるといった心配はほとんどなく過剰症もかなり稀になりますが、サプリメントで摂りすぎることで過剰症を起こす場合があります。酸化マグネシウムを下剤として長期間摂取することにより、高マグネシウム血症になり、呼吸抑制や不整脈を起こしたという例も報告されています。サプリメントの摂取は適切な量を心掛けてください！