2024年11月16日
こんにちは
トレーニング×ピラティスの指導を行うパーソナルジムNICO二子玉川です。
今回はカフェインの作用についてです。
1.カフェインとは
カフェインは植物の葉や幹に存在する苦味成分でコーヒーやお茶の香りの元になります。焙煎によってもほとんど変化を受けずに、その苦味は残ります。カフェイン含有量の多い食品といえば、多くの方がコーヒーと思いがちですが、実際は緑茶の方が多く含んでおり、次に紅茶が多く含まれて、その次にコーヒーとなります。
またエナジードリンクや栄養ドリンクにも多く含まれており、少量であれば身体にプラスの働きをするのですが、飲み過ぎることで身体に悪影響を及ぼすのがカフェインになります。
カフェインは眠気覚まし、心収縮力増強、気管支拡張、利尿作用などの働きがあり、カフェインに対する感受性は個人差があります。近年ではカフェイン感受性に対する個人差は遺伝子によるものだとも言われており、遺伝子検査でもこれらのことがわかる様になっています。
2.カフェインの作用
・覚醒作用
カフェインはアデノシン受容体に拮抗し、アデノシンの働きを抑制します。アデノシンはATPの原料になったり、情報伝達物質として働き、細胞膜電位を負にして神経や心筋などの細胞を興奮しにくくします。カフェインはアデノシンの働きを抑制することで覚醒作用を示し、眠気防止や疲労感除去、眠気覚まし、注意力向上、集中力向上などの効果が期待できます。(※疲労感除去は疲労を感じにくくするだけで実際は疲労しているので注意です)
・交感神経活性化
カフェインはホスホジエステラーゼを阻害し、細胞内cAMP濃度の上昇を引き起こします。cAMP濃度の上昇は交感神経興奮様の作用を示し、心筋収縮力の増大、気管支平滑筋の弛緩、脳細動脈の収縮、利尿作用、脂肪燃焼の働きが強くなります。脳細動脈を収縮させることから、一部の頭痛に対して鎮痛作用もあります。
・カルシウム放出作用
近年カフェインと骨粗鬆症との関係が報告されています。カフェインはカルシウム小胞体からカルシウムを細胞質内へ放出させたり、骨とカルシウムを遊離させる作用もあります。その為、コーヒー(マグカップ)を一日3杯以上継続的に摂取すると、骨粗鬆症のリスクが増加するというデータもあります。
3.最後に
カフェインは食品だけでなくサプリメントでもあり、上手く利用すれば運動パフォーマンス向上も望めます。ただ、依存には十分注意したいところです。
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店舗名:パーソナルジムNICO二子玉川
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